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$name2- | 治療カテゴリ:インプラント | 患者様: | 治療期間: |
上下の顎とも20歳くらいから歯槽膿漏。
今問題になっているのが上顎なのですが、合計4本の歯をすでに抜かれて、上顎全部がブリッジでつながっています。もう何年も前からあちこちから膿が出るようになって治らないということでした。
インプラントは1本1本歯がはえているような形になり、歯槽膿漏も治るかもしれないと思われたらしく、来院されました。
インプラント治療は数ある治療法のひとつであって、インプラントをすること自体がインプラント治療の目的ではない。
治療の目的は自分の歯をできるだけ多く、長く維持することであり、失われた機能を再建することである。その意味でこのような方の場合、歯周炎の治療がインプラントに優先して行われなければならない。自分の歯をしっかりさせた上でインプラントを行うのである。
インプラントが機能するようになると、咬合圧の大半をインプラントが引き受けてくれるようになるので、自分の歯に対する負担が減って、歯の寿命は飛躍的にのびると期待できる。そんなことを考えて治療プランを作成した。
4本のインプラントはいずれも生着し、噛み合わせを支えてくれている。頑固な歯周炎も治癒し、良い状態で経過している。
治療前 | 治療後 |
治療で大切なことは自分の歯をより大切にすること、その為の治療のひとつがインプラントであり、咀嚼能力や隣接した歯に負担をかけないなどの特性がインプラントのメリットである。